第1回宇宙絵画コンクール

 ■応募作3140点を審査(2017年10月)

宇宙分野や科学技術に携わる人材育成を目指す「ゆめ つくる ふくいプロジェクト」の一環として、今年初めて募集した「宇宙絵画コンクール」(福井新聞社主催、オーイング特別協賛)の審査会が2017年10月14日、福井新聞社で行われた。福井県内3140人の子どもたちが描いた「宇宙での夢」を専門家6人が審査し、最優秀賞に川端奏介君(今庄小1年)ら6人を選んだ。

子どもたちの夢にあふれる作品が寄せられた宇宙絵画コンクールの審査会=2017年10月14日、福井新聞社

県内の82小学校、24中学校、2特別支援学校から小学生2650点(特別支援学校11点含む)、中学生490点の応募があった。画材はクレヨン、水彩、油彩など自由。テーマの「宇宙での夢」に沿って▽宇宙でしてみたいこと▽こんな宇宙旅行をしたい▽宇宙でこんな仕事をしたい▽未来の宇宙の様子―など、子どもたちの夢があふれる作品が寄せられた。

審査は元中学校美術教諭で洋画家の清水正男さんが審査委員長を務め、学年ごとに作品をチェック。小学生、中学生の部それぞれの最優秀賞3点、優秀賞6点、オーイング賞9点をはじめ、優良賞、秀作、入選を合わせて入賞計675点を選出した。清水審査委員長は「作品から子どもたちが、宇宙に対する希望や夢を膨らませて楽しんで描いたことが分かる。中でも子どもの自由な発想が伝わってくる作品を入賞にした」と話した。

 

 ■宇宙絵画コンクール、250人を表彰(2017年11月)

宇宙分野や科学技術に携わる人材育成を目指す「ゆめ つくる ふくいプロジェクト」の一環として初めて実施した「県小・中学生宇宙絵画コンクール」(福井新聞社主催、オーイング特別協賛)の表彰式が2017年11月3日、福井新聞社・風の森ホールで行われた。最優秀の一人に選ばれた小学6年の谷口舞さんら秀作以上の入賞者に賞状などが贈られた。

宇宙絵画コンクールで最優秀賞の賞状を受け取る小学1年の川端奏介君(中央)ら=2017年11月3日、福井新聞社・風の森ホール

福井新聞社の吉田真士社長は「福井の未来を担う皆さんの可能性は宇宙に負けないくらい無限大。これまで以上に大きな夢を抱いて、成長していってください」、オーイングの浜野正和専務は「夢が広がる壮大な作品ばかりで感動しました」とあいさつした。

福井県内の82小学校、24中学校、2特別支援学校から小学生2650点(特別支援学校11点含む)、中学生490点の応募があった。この日は秀作以上の250人を表彰。1人1人に賞状などが手渡された。