福井県小・中学生宇宙絵画コンクール、最優秀賞一覧

最優秀賞県知事賞

第3回福井県小・中学生宇宙絵画コンクール(福井新聞社主催、福井県児童科学館共催、富士通福井支店特別協力)の審査会がこのほど開かれました。「宇宙での夢」をテーマに県内の小中学校、特別支援学校から過去最多となる5782点の応募がありました。入賞作品の中から最優秀賞9点を紹介します。

最優秀賞県知事賞
最優秀賞県知事賞・藤井環気さん
最優秀賞県知事賞 田村十兵衛さん
最優秀賞県知事賞 田村十兵衛さん
最優秀賞県知事賞 中屋咲希さん
最優秀賞県知事賞 中屋咲希さん
最優秀賞 県児童科学館開館20周年記念毛利衛賞 村井乃彩さん
最優秀賞 県児童科学館開館20周年記念毛利衛賞 池田峰正さん
最優秀賞 県児童科学館開館20周年記念毛利衛賞 池田峰正さん
最優秀賞 県児童科学館開館20周年記念毛利衛賞 幸田暖大さん
最優秀賞 県児童科学館開館20周年記念毛利衛賞 幸田暖大さん
最優秀賞 福井新聞社賞 中島さあやさん
最優秀賞 福井新聞社賞 中島さあやさん
最優秀賞 福井新聞社賞 久保莉乃さん
最優秀賞 福井新聞社賞 久保莉乃さん
最優秀賞 福井新聞社賞 畑中優佑さん
最優秀賞 福井新聞社賞 畑中優佑さん

どこプラ、11月24日に小浜で上映会 福井県の若狭図書学習センター、参加者募集

直径5メートルのドームの中で星空を楽しむ移動式のプラネタリウム
直径5メートルのドームの中で星空を楽しむ移動式のプラネタリウム

直径5メートルのドームの中で星空を楽しむ移動式のプラネタリウムドームの上映会が11月24日、福井県小浜市南川町の若狭図書学習センターで開かれる。四季の星空の見どころをわかりやすく解説。ドームの縫製を担当した高校生らの製作秘話なども聞くことができる。

ドームは子ども約30人が入れる大きさ。宇宙や科学技術に携わる人材育成を目指す福井新聞社の「ゆめ つくる ふくいプロジェクト」の一環として、福井県内の大学生と福井高専生、高校生、福井新聞の記者が製作した。上映会では高校生2人がナレーションを担当。四季の星空の見どころを紹介する。

参加費は無料で事前申し込みが必要。上映会は午後1時半、午後2時、午後2時半からの3回で各回定員30人前後。小学3年生以下は保護者の同伴が必要になる。

申し込みは、電話(若狭図書学習センター=0770-52-2705)、FAX(同センター=0770-52-2715)、Eメール(同センター=w-tosho@pref.fukui.lg.jp )
で。氏名、希望回、連絡先の電話番号を明記する。Eメールの場合は、件名欄に「11/24 どこでもプラネタリウム申込」と記入する。若狭図書学習センターの1階事務室窓口でも申し込みを受け付けている。

県民衛星の名称「すいせん」に決定 福井県など打ち上げ目指す超小型人工衛星

県民衛星の名称が「すいせん」に決まり、衛星の模型を囲む名称考案者の5人と杉本知事(右)、進藤理事長(左)=2019年11月10日、坂井市の福井県児童科学館
県民衛星の名称が「すいせん」に決まり、衛星の模型を囲む名称考案者の5人と杉本知事(右)、進藤理事長(左)=2019年11月10日、坂井市の福井県児童科学館

福井県や県内企業が2020年度上半期の打ち上げを目指す超小型人工衛星「県民衛星」の名称発表イベントが2019年11月10日、坂井市の福井県児童科学館で開かれ、名称は公募で最も応募数が多かった「すいせん」に決まった。県の花である水仙は風雪に耐え抜いて咲くことから、宇宙の過酷な環境で運用される人工衛星の名称にふさわしいとして選ばれた。

「県民衛星プロジェクトDAY」と銘打った発表イベントで、杉本達治知事と、衛星の開発を進めている県民衛星技術研究組合の進藤哲次理事長が「すいせん」と書かれたフラッグ(旗)をお披露目した。進藤理事長は「水仙は花の形が星のよう。福井県の衛星にぴったりの名前」と講評した。

県によると、応募があった1344点のうち、62点が「すいせん」だった。この中から抽選で優秀賞5人を選び、発表会で再度抽選した結果、敦賀市の辰巳里香さん(49)が最優秀賞に決まった。辰巳さんは「県民衛星の事業が大きく花開くよう願って、すいせんにしました」と話していた。

■福井の夢、宇宙で花咲け

「みんなのゆめをのせて とびたて」「宇宙空間に美しい“すいせん”の花を咲かせよう!」―。県民衛星の名称が「すいせん」に決定した。10日に県児童科学館で開かれた発表会では「すいせん」の名が書かれたフラッグ(旗)に、訪れた子どもたちが熱い期待と応援のメッセージを書き込んだ。宇宙にまつわる体験イベントもあり、来年の打ち上げに向けた機運を盛り上げた。

名称募集で「すいせん」は最多の62件が寄せられた。発案者の一人で、優秀賞となった奈良日葵さん(鯖江市)は「水仙には『私の元へ帰ってきて』という花言葉がある。みんなの思いを乗せて飛んで行き、また福井に戻ってきてほしい」と話した。同じく優秀賞の川﨑信幸さん(66)=あわら市=は「防災などにはもちろん、米作りをしているので、衛星のデータが農業に生かせればいいな」と期待を込めた。

フラッグに「宇宙大好き」と書いた杉川颯太朗君(福井市)は「ロケットに乗って広い宇宙にどんなものがあるか見てみたい」とにっこり。「名前いいね!」「ファイト」などと書いたのは、佐藤絢香さん(同)と岡田侑子さん(同)。佐藤さんは「家の近くに水仙を育てている人もいるし、水仙の花が好きだから気に入った」と満足そう。岡田さんは「絶対に打ち上げを成功させてほしい。私も宇宙へ行って、ダンスを踊りたいな」と目を輝かせた。

県では、この日作った応援フラッグを「すいせん」の機体公開時などに展示。カザフスタンのバイコヌール宇宙基地にも持ち込み、打ち上げを見守る予定だ。

県民衛星技術研究組合の進藤哲次理事長は、応援フラッグに「宇宙ビジネス完遂!」と書き込んだ。「ついに名前が決まった。衛星からのデータ活用に向け、ソフトウエア開発に全力を挙げている。何が何でもやり遂げる」と決意を新たにしていた。

会場では、紙コップなどを使い光のスペクトル(虹)を見る分光器作りや、フラスコを真空状態にする実験など体験イベントが開かれ、人気を呼んでいた。福井新聞社の「ゆめ つくる ふくいプロジェクト」で製作した移動式の「どこでもプラネタリウム」の上映会も開かれ、親子連れらでにぎわった。

県民衛星プロジェクトDAY 11月10日、エンゼルランドふくい

県民衛星プロジェクトDAYチラシ
県民衛星プロジェクトDAYチラシ(クリック・タップすると拡大版がご覧になれます)

「県民衛星プロジェクトDAY ~福井から宇宙へ」は2019年11月10日、福井県坂井市の福井県児童科学館 エンゼルランドふくいで開かれる。県民衛星の名称発表会では、来場者に抽選で宇宙グッズをプレゼント。そのほか宇宙に関する工作ワークショップや科学の不思議を体感できる教室などの体験ゾーンや、県民衛星の模型や福井発の宇宙関連の取り組みを紹介する展示ゾーンなどがあり、宇宙の魅力を満喫できるイベントとなっている。

【場所】福井県児童科学館 エンゼルランドふくい(福井県坂井市春江町東太郎丸3-1)

【日時】11月10日午前10時~午後4時半

【各イベント・ゾーン紹介】

■名称発表会(午後1時~午後1時半)

2020年度に打ち上げる県民衛星の名称を発表。来場者には抽選で宇宙グッズをプレゼント!

■宇宙と科学の体験ゾーン(午前10時~午後4時半)

▽「人工衛星をつくろう(ペーパークラフト)」
午前:人工衛星をつくろう(ペーパークラフト)
午後:真空大実験 ~空気の不思議~

▽「CDで分光器をつくろう 光のスペクトル監察

▽「スライムをつくろう」

▽「宇宙に関する本の紹介」

▽「工作ワークショップ(隕石キャッチ、くるくるUFO)」

■福井から宇宙へ 展示ゾーン

キュアテックス、クラレファスニング、サカセ・アドテック、鯖江精機、セーレン、タイヨー電子、トーヨーマシックス、ナカテック、ネスティ、春江電子、福井県工業技術センター、福井工業大学“ふくいPHOENIXプロジェクト”、福井システムズ、福井ネット、ヤマウチマテックス、山田技研

■応援フラッグをつくろう!

県民衛星の名称が書かれたフラッグに、応援メッセージや宇宙への夢を書いて、フラッグを完成させよう!

■どこでもプラネタリウム(午後2時~午後4時半)

直径5m、高さ3.5mの巨大な移動型プラネタリウムで満点の星空を観賞しよう。